私達の大きな荷物を見て、2元で運んでやるよと、赤帽が声をかけて来ました。
か弱い?満っちゃん2元だったら安い!私頼むと飛びつきました。
ホームレスらしき大勢の人が横たわっている通路を通り抜けながら、こんなに歩くなら俺達も頼めば良かったと男性陣にも泣きがでました。
ようやく南口に辿りつくと、赤帽に何か言われ、20元札を手に、今にも泣きそうな、満っちゃんがいました。
こんな重い荷物だから百元余計に払えと催促されているとの事。
それを聞いた横川さん、彼の腕を掴み。
そんなもん払えるか!公安に行こう。
その手を払いながら。
呼ぶなら呼んで見ろ、此処は中国だ!
と怒鳴り、満っちゃんの手から20元札をむしり取り、走り去って行きました。
横川さんて中国語で喧嘩出来るんだ、凄い。
成り行きを心配していた仲間が感心していました。
客待ちしている、評判の悪い北京のタクシーに乗らず、満っちゃんも懲りたらしく重い荷物を担ぎ、1キロ先の宿目指し、雨の中を歩き出しました……
明日早朝の、成田行き飛行機に乗れば、今回の中国旅も終了です。
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